こんにちは、Tamaoです。
私は普段は基本的にお肉は食べませんが、
息子やお友達と気軽に行けるファーストフードは利用したい。
そんな私の救世主、ベジバーガーがあるファーストフード店を調べてみました。
結論から言うと、お肉を使わないベジバーガーがあるファーストフード店は、
今のところ、
- モスバーガー
- フレッシュネスバーガー
この2店です。
ビーガンやベジタリアン対応のハンバーガーを出すレストランは都内にいくつかありますが、
ファーストフードとなると、まだまだ少ないのが現状(涙)。
今回はモスバーガーを取り上げてみたいと思います。
いつのまにか始まっていた“ソイパティ”
かねてから使用する野菜をすべて国産にして産地がわかるようにしたり、
バンズをレタスに変えた菜摘を販売したりと、健康志向を全面に押し出してきたモス。
◆モスバーガー
私はいつも、なぜそんなモスにベジタリアン対応のメニューががないのかな~?
と思っていました。
モスでハンバーガーを食べるとしたら、
ライスバーガーかフィッシュバーガーから選ぶしか選択肢がありませんでした。
でもいつかのある日、近所のモスに息子と行き、メニューを見ていると、
そこには『ソイパティ』の文字が。
んん?これは?
なんとモスでは私の知らないうちにひっそりと?、
お肉のかわりに大豆肉(植物性たんぱく)を使用した「ソイパティ」が
選択できるようになっていたのです!
モスにあるべき、と思っていたにもかかわらず、
しれっと普通に導入されていたのには結構びっくりしました。
なんだ、早く言ってよ~!
どうやら2015年から始まっていたらしいです^^;
まず期間限定で販売したところ、予想を上回る好評を得たので、
レギュラーメニューに加わった、とのこと。
へ~なんかうれしい☆
ソイパティ対応メニュー
今のところソイパティを選択できるのは、
- モスバーガー
- テリヤキバーガー
- モス野菜バーガー オーロラ ソース仕立て
- モスチーズバーガー
- スパイシーモスバーガー
- スパイシーモスチーズバーガー
- ハンバーガー
- チーズバーガー
の8商品のみ。
あと菜摘のソイモス野菜と、
モーニングで野菜バーガー、野菜チーズバーガーの2種があるようです。
価格は変更しても変わりません。
(2017年3月現在)
・ソイパティ メニュー
http://mos.jp/menu/category/?c_id=33
肝心のお味は?
私が今まで食べたことがあるのは、ソイモスバーガーとモス野菜バーガーかな?
お味の感想は…うん、さっぱり。
お肉好きな人にはやっぱりちょっと物足りないかも。
あと野菜がたっぷりな分、その野菜の品質によっておいしさが左右されますね。
そこは店舗や季節、その時々の仕入れによって変わってきます。
なので当たり外れはあるかな。
個人的感想として、都心部の店舗はあまり期待できない気がします。
お肉のようで、サラダな気分」がキャッチフレーズ
モスのHPの『ソイパティの開発』のページを読んでみると、
“モスバーガーのメニューには、野菜を使ったものが多く、野菜や豆を使用したメニュー開発の要望から、「ソイパティ」が誕生しました。”
と、ヘルシーさを追求した結果、ソイパティの開発に至ったとあります。
そして、
“そこで、大豆由来の植物性たんぱくから作られる「ソイパティ」なら、肉の代わりに選択していただくことで「たんぱく質はしっかりとりたいけど、余計な脂肪は抑えたい」、という方たちに喜んでいただける商品だと思いました。”
“そうして、通常のパティに比べ、1食あたり約50kcal低い「ソイパティ」が完成しました。”
“「みんなと一緒に食事をしたいけどファストフードはカロリーが高いからいやだな」「今はカロリーをとりたくないな」という人には、「ソイパティ」を選んでいただけます。”
と、どちらかというと、
ソイパティにするとカロリーが低く、低脂肪=健康に良いですよ、ということに焦点を当てている感じです。
その上で、「時代に合わせ、新しい選択肢を増やす」ことが大事、としています。
“お客さまのニーズが多様化するなかで、選択できるメニューがあることは大事なことです。肉を食べたい方も、ヘルシーさを重要視される方もそれぞれです。”
・ソイパティの開発
http://mos.jp/cp/interview/soypatty/
ここでは“ベジタリアン”や“ビーガン”という文字は登場していません。
原材料には入ってますよ
それもそのはず。
HPのアレルギー情報を詳しく見ていくと、
原材料に使用しているものでは、このような感じ。
・ソイモスバーガー:
卵・乳・小麦・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・りんご
あら、もしかして、ミートソースに入ってる?
・ソイテリヤキバーガー、ソイモス野菜バーガー:
卵・乳・小麦・大豆・鶏肉・りんご
牛肉・豚肉はなし。鶏肉はあり。
風味付けのチキンエキスか何かかな?
・ソイハンバーガー:
卵・乳・小麦・大豆・りんご
なので、原材料レベルで肉なしを選ぶとなると、
シンプルなソイハンバーガーのみとなるようです。
(工場ラインや店舗で通常バーガーと調理器具・揚げ油は共有しています)
その他、オーロラソースやマヨネースは普通に卵使用のものだと思われます。
こういう商品を見る度、
「これを開発したのはビーガンやベジタリアンの人ではないのだろうなあ」と
いつも思います。
だって、「なんだ、結局入っちゃってるじゃん」て、ズコッてなるよね?
それじゃ意味ないのよ~!ってビーガン勢の叫びが聞こえるよう。
どうせなら、ミートソースも大豆たんぱくで、
バンズやマヨネーズもノンエッグで作ってくれれば良かったのに。
まあ、通常のバーガーと調理器具・揚げ油は共有している時点で、
厳格なベジ、ビーガンの人は×だろうから、
そこまでこだわってもしょうがないのかもしれないけど。
なので、結局低カロリーを売りにした表現になってしまうのかなと思います。
それでもうれしいべジバーガー
そんな感じで、ちょっと詰めが甘い感はありますが、
エキスくらいならまあ許容範囲、なゆる~い私なんかからすると、
こういう商品があるだけほんとありがたいです。
ありがとうモス。
小麦粉・乳・卵・白砂糖を使わない豆乳スイーツなんかもあるし、
がんばってると思うよ、うん。
東京オリンピックに向けて、外国人勢のためのベジタリアン環境整備が進むことが求められると思うし、
もっとこういうメニューが増えていくといいな。
今後に期待、ですね。
もうひとつの店、フレッシュネスバーガーは、
以前豆腐のバーガーを食べた記憶があるのですが、
最近全然行ってないので、また行く機会があったらレビューしたいと思います。
では今日はこの辺で!